前回、グループを抜ける人を見てどんな時でも感謝をして方がいいよねって話を書きました
今まで自分達が移動した時の経験からも凄く感じる事です
移動する時にはもちろん人間関係は整理すべきだとは思いますので、迷った関係は全て切ってしまってもいいのかなと思います
でも、絶対素敵な関係の方もいらっしゃると思うんです
せっかくのご縁ですから、そういう方との繋がりは上手に維持していけたら幸せだと思うんです
そのご縁のあった方や自分の周囲の方に感謝して迷惑をかけてはいけないなと思っていつも動きます
自分と繋がることで、そのご縁のあった人に不利益があっては要らないものをその人に託してしまうことになりかねない
具体的には、物凄く意地悪をしてきた人がいて、それでも盾になって仲良くしてくれた方がいるとします
自分は意地悪に耐えかねて、そこをやめてしまう場合
1、皆さんに挨拶をきちんとして、どの方にも感謝を伝えてやめる
2、なにも言わずにやめる
どちらかの選択だと思います
最近は2の選択が多いのかなと思うのですが、いじめて来た人達は被害者がいなくなった場合、自分達の勝利だと言わんばかりに「あの人って非常識な人ね、仲良くしてくれた人もいたのにね、失礼な人ね」って、言うだろう想像はつきます
そう言われると確かにそうだし、盾になって仲良くしてくれた人達のグループ内での株は下がって、「余計な人と関わりをもった面倒を引き受けて損をした人」というレッテルを張られてしまう
その後、そのグループでいじめがあった時助けてくれる風潮は無くなるかもしれません
自分がその素敵な関係をその後も維持しようと思っても、「リスク覚悟でお付き合いしたのにお礼も無い人と仲良くするのはちょっとな」と思われてしまう可能性もある
いじめは一度するとターゲットを変えて次々としてしまうものなので、その後のそのグループの雰囲気は悪くなっていくかもしれません
一方、1の選択をとった場合ですが、その場は変わらないかもしれません
いじめた人達から「なんで、やめたか分からないわ~」とかは言われるかもしれませんが、やめた人の気持ちをそっと分かってくれる人もいると思うのでその場はそれで充分かと思うんです
でも、そこに置いていくものは大分変わります
かばってくれたり盾になってくれた人に「ありがとう」と感謝を伝えられた事で、リスク覚悟で動いてくれた人達のその行動を肯定出来るのです
その人がやめる結果は至らない事があったかもしれないにせよ、動いた事を肯定されればその関係が良かったなって思えます
いつか同じ様な被害者が出てきた場合そっと助けてくれる様な風がそのグループに残るかもしれません
いじめはいつまでも無くならないかもしれませんが、周囲の雰囲気は逃げた人のせいで悪くなることは無いのです
そして、その後そのグループを離れた人が新たな地で頑張ることが出来た時には古巣での人間関係が応援に変わったり、生きてくる時が来るかもしれません
長くいれば、そこでの影響力は勝手に上がるので、長い期間暖めた関係はお互いの地で影響力のある関係になることもあるかもしれません
地位のある人同志なら、移動を介してそのグループの繋がりが出来る場合だってあるでしょう
チラッとでも外部との特別な関係が垣間見れれば、閉鎖的なところでしか意地悪をしない自己愛性人格障害的な人達はコロッと態度を変えて声を掛けてくるかもしれません
その態度の変化には頭に来るかもしれませんが、ついこの前までターゲットとしてばかにしていたとしても、した手に出てくることもあるのです
うまく行けば自己愛性人格障害者封じ込めの策が築けるかもしれません
そうなったら、外からそっと自分に良くしてくれた方をお手伝いが出来るかもしれません
もちろん、同じ業界にいればとかその他の人間関係とか条件は色々あるとは思うので、全て上手くは作用しないと思いますが、そんな可能性を挨拶は秘めているのです
いずれにしても、「この人に声を掛けて良かった!」と思って貰うことは大切だなと思います
散々意地悪をしてきた人に対しては、すり寄って近づいて来ても適当にあしらえばいいですし、そういう人は特別な利益のありそうな人には何もしない人が多いですから、嫌がらせ等も特に気にしなくて良いと思います
人間関係はとっても難しいし難解ですが、ほとんどがお金では動いていないものなので、もしかしたら挨拶と感謝は絶大な影響力のあるカードなのかもしれないなと思います
ちなみに、どんなに最悪な事が起きたとしても、それがチャンスかもしれないです
チャンスは自分の力で見つけて物にするものなので、そこをチャンスだと思えなかったり、そこをチャンスとして行かせるスキルが無いと勝手に無くなってしいます
何が生きるか、何が正解かは分からないので、今ある環境や目の前にいる人を大切にするために感謝したいなと改めて思います
とはいえ、私自身もかつて挨拶もせず失敗したなあという経験も何度もあって、整理してみて見えてくるものが沢山あります
奥が深い!