心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

断れない人

断れない人って優しいんですか?



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とりあえず、私の周りにいる断れない人達は、優しくありません

常にイライラしています

常に不機嫌です




だって、出来ない事、やりたくない事を本当は断りたいのに断れないのだから…

そんな人が断る時は「やりたくない」とは言えません

用事が無くても用事を入れて「◯◯があるから難しいかも」と言います

別に◯◯だってそこに入れたかった予定ではありませんので、不機嫌になることでしょう


人は、他人にお願いをする時に物凄く忙しそうにしている人にはお願いしません

その時間空いているかな~と見当をつけてお願いをするので、予定は空いている場合が多いです

断れない人はとっさに見た目に分かりやすい予定を入れたりするのです


私は何かを断るために別の予定を入れるなんて、窮屈だと感じます

「それこういう理由があってやりたくないんだよね」って言えないいんですから、どれだけ優しい人だと思われたいのでしょうか?

結果、優しい人だとも思われていないことを本人は気がつきません


なんとなくやる気を見せておいて、最後に逃げちゃう人と同じです


他人にいい顔をしているつもりなのに、結果、信用がた落ちなんて

「断れない」ってなんて厄介なんでしょうか?


ちなみに、断れればいいってもんでもありません

毎度、なんでも断われば誰も頼んでは来ません

近づく人もいなくなります

そもそもの信用もありません

たぶん、断れない人はそんな人になってしまいそうな自分を恐れているんだと思います

極端だと思いません?

全部断る人か?全部断らない人か?

そして、なんでも受けてなんでも出来る!ってプライド

そりゃ、イライラもすると思います


じゃあ、どんな人がカッコいいか?

自分のキャパシティを把握して、断る事と受ける事をきちんと振り分けて、相手に冷静に伝えることが出来る人がカッコいいんだと思います

無理をせず、嫌なこと難しい事は怒らず相手に「嫌だ」とか「自分には難しい」と伝えられれば、相手はそれ以上の事をしてくることは嫌がらせ以外ありませんし難しいとこに対する提案もあるでしょうから、ストレスもたまりません


断れない人は自分のキャパシティを把握することが難しいのかもしれません


自分がどこまで出来るのか?
自分が何がしたいのか?

そんなことより

自分が素敵に見えるのか?
皆に何が求められているか?

…「断れない」…

他人の事ばかり考えて、イライラが募る他人に優しくなんてしたくない人達は、自分は優しい人だと信じて生きているのかもしれません



変なの