心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

きちんとしてるかしてないか

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先日、18歳の子とお話する機会がありました

よく喋り、気も使えるいい子でした

 

将来の事も考えていて、おうちの事も考えていて、それを言葉に出来ました

 

ただ、明らかに計算が甘い

   

明らかに世の中の厳しさに触れていない

 

考えや思いを口に出来る事が、その甘さを外にさらけ出すことになり、裏目に出てしまう感じでした

 

よく喋る子は、世の中が厳しい事をきちんと教えてあげないと口だけになってしまって、その特徴を長所として生かせないのかもしれないなと思いました

 

よくいいません?

 

女の子は笑顔で器量が良ければいいとかって

 

ちょっぴり偏見もある言葉かもしれませんが、要するに聞き上手ならそれほど知識が無くても頭が良くなくてもいいんです

 

でも、おしゃべりなら、知識があって頭の回転が良くてある程度の世の中の厳しさを分かっている方がいいです

 

なので、お笑いで稼ぎのいい人は頭がいい

 

おしゃべりだったら、頭の回転が良くて世の中の厳しさを知らないと言葉に力がないのかもしれません

 

おうちの細かい事を他人に話してしまうのはちょっとどうかな~とか、その将来の夢は随分甘いなあ~とか、ここでこんなお願いをするのは図々しいな~とか、5歳以上下の我が子も感じてしまうほど、なんだか甘々な子でした

 

親御さんは大変だなあと思いましたが、きっと親御さんもそんなに世の中の厳しさを知らないのかもしれません

 

ちなみに、題名として書きました「きちんとしているかしていないか」ですが、まさにこれがきちんとしているかしていないかではないかと思いしました

 

世の中の厳しさを知っているかいないか

 

当たり前の事かもしれませんが、「遅刻したら仕事できない」って事を知っているかとか「お金をかしたら返ってこない」って知ってるかとか、「信用が一瞬で崩れる怖さ」を知ってるか、なんてことが身に付いている子はやっぱりきちんとしているんだと思います

 

そういう面で、やっぱり自営業の親を持つ子は教えなくても勝手に身に付けられる事が多いのかもしれません

 

だからからなのか、自営業の子は自営業の子のお友達が多いです

 

そんな甘々な話をされると、「世の中甘くない!」って思ってしまうので、イラッと来ます

 

きちんとしている事を求められる場面は、YouTuberなど子供でもお仕事が出来る時代になった今は、どんな年齢でも沢山あるんだと思います

 

発信出来るからこそ、それを長所にするために身に付けた方が良さそうな一つのアイテムかもしれません

 

そういえば、我が子達も私も小さい頃からよく「きちんとしてる」とか「出来た子」って言われます

 

我が家は代々、そういう事には厳しいかもしれません

 

「足し算出来ない人なんて誰も雇ってくれないよ」って小学校1年生にもいいますから…

 

よく考えたら、なんだか凄くて笑っちゃいました

 

我が家のそんな普通の会話を聞いてびっくりしている人がいるのかもしれなかったです