心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

代理ミュンヒハウゼン症候群と自己愛性人格障害

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代理ミュンヒハウゼン症候群って、弱い子供を甲斐甲斐しくお世話している自分って素敵!って虐待の一種

 

病気じゃない子供を病気にしちゃうから、過保護よりちょっぴり虐待に近いけど、要するに自己愛性人格障害と同じ

 

自己愛性人格障害って、どうゆう所に出るか?ってところが問題

   

パワハラ体罰もストーカーも、虐待もDVも、イジメもマウンティングも、代理ミュンヒハウゼン症候群も、過保護も過干渉も、ネグレクトも皆中身は同じ自己愛性人格障害だけど、出てくる問題は全く違う

 

やっている本人だって、例えば過保護の親に「あなたはDVや虐待をする人と同じです」って言ったとして、受け入れられるはずがない

 

虐待や体罰をしている本人は「指導だ」と信じている

 

 

「親が何もしてくれなかったから嫌だった!」なーんて言いながら、過干渉になる親も、結局は親と同じ自己愛性人格障害なんだけど、承認欲求の出し方が違うだけ

 

代理ミュンヒハウゼン症候群は、過干渉の一つの形

 

今の世の中、自分で自分の価値を決めて動いている人の方が圧倒的に少なくて、自己愛性人格障害的な考え方の中で、行き場のないストレスの発散方法を、どんな形でしようかと模索している人ばかり

 

結局、根本的な解決策は自分の中にあるようで無い人ばかりで、雷に撃たれて気でも失わない限り変われないんじゃないかな?

 

色々あって、「こんな虐待の仕方をする親にも気をつけないといけないよ!」なんて、伏線をはられると、コロナ警察ならぬ、虐待警察みたいのが蔓延って、益々子育てがしにくい世の中になるなあと思います

 

子育てなんて綺麗事では出来なくて、子供や自分との葛藤をしながら、自分を育てていく作業だと思うんです

 

そんな成長をする人も減って、益々表を取繕わないといけなくなって、自己愛性人格障害者を増やして、生きにくくなる

 

世の中大人の着ぐるみを来た子供と本当の子供ばかりなのだから、上手く行かないに決まってるのかもね

 

自己愛性人格障害者も特別ではないし、虐待する親も、イジメる子供も特別ではないです

 

誰も負けてもいないし、成功者に見える人が勝利者じゃないし、偉くもないんです

 

皆、並列の一人の人間って価値しかない結構ちっぽけな存在なのになって思います

 

上野動物園のペンギンが世の中のペンギンの中で勝ち組です!」とか無いのに、なんで人間にはランクをつけるんでしょうか?

 

私には理解出来ないなあ

 

話はそれましたが、代理ミュンヒハウゼン症候群もこれから益々増えていくと思います

 

めっちゃボランティア活動をして、承認欲求を満たしている人と、何ら変わりはないのですから