心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

緊急事態宣言で進むスマホ依存

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新型コロナウイルスが流行して、家で出来る事は限られている

 

子供がいる親たちだってストレスは貯まるし、母だって家で毎日ご飯作って片付けての連続

 

早く帰ってくる夫が子供達の有り余る体力を満たしてくれる訳でもない

   

ちょっとはタブレットに頼りたくもなる

 

おまけに、ゲームで時間を潰しましょう!とか、動画配信します!とか、タブレットで授業します!とか…どんどんとメディアの時間が増えそうなアナウンスばかりがされる

 

掃除しながら、子供を片手間に見れるならいいですが「ママ〜ママ〜」ってべったりです

 

スマホ以外なら、その時間ママも一緒に楽しむ事が当然の時間の使い方なんて、ずっとは出来ないのです

 

しかも、子供が複数いれば年齢も出来る事も違います

 

一緒にやりながらご飯の用意なんて、一人っ子じゃない母親の半分以上がこなせないと私は思います

 

スマホタブレットの利用制限なんて難しいなと思います

 

我が家は、この世間の流れに反してとうとう取り上げてしまいました

 

「やめてください!」って言っても全く聞かず、毎度取り上げた瞬間に「使えない!」ってなって気が狂う子供達

 

これ、親も規制しない方が楽です

 

ゲームにユーチューブに頼った方が数百倍楽なんです

 

だって、静かだし、ゲームしたければその為になんでも言う事を聞きそうです

宿題だって終わらせちゃう勢いです

 

でも、そうじゃない

 

このまま行くと全てがタブレットに振り回されそうです

 

「このゲーム終わったら」

「家に帰ったらご飯を食べて用意をしたらタブレットしてもいい?」

 

いちいち、タブレットの為という条件がついてきます

 

凄く嫌なんです

 

なので、取り上げてみましたが、年齢も事情も違うので全員取り上げてしまう事が出来ません

 

すると、あいつはズルい!となるわけです

 

そして、取り上げて少しの間何もする気が起きないのです

 

だって今までずっとゲームをしたいから動いていたのですから

 

何のために他の事をするのか分からなくなってしまうのです

 

これを脱するまで、今まで当たり前に出来ていた事をやらせる事が想像以上に厳しい

 

「お風呂出てきたら好きな事してもいいよ」ってお風呂に入れていた日常が、好きな事が無いから、お風呂に入らなくて良いんです

 

もう、メディア規制って大変です

 

ちなみに、周りは一人一つのタブレットを持ち、家に帰ったら各々違う物を見ていますって子も多い

 

なんか、家族が一緒に暮らしているのかどうか分からないです

 

何だか、心がキラキラしていない気がします

 

この騒動が一段落しても、後遺症が残りそうなメディア依存

 

メディアの向こうは人のはずだけど、コミュニケーションが取れない無機質な世界にどっぷり浸かるのって怖いです

 

子供達、大丈夫だろうか?

 

スマホ越しの飲み会とかしている人はマシかもしれないななんて思います

 

健全なコミュニケーションを心掛けようと思います