心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

初めから人にイメージを持つ人が苦手かも

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新しい人に合うときに、その人に対してイメージがあったり要望がある方って苦手かもしれません

 

とっても素敵な期待感でも、ちょっぴり苦手です

 

例えば、ピラティス教室に来る人は「痩せたい!」とか「動きたい!」とかあるかと思うのですが、具体的に「ここを痩せたいんです!」とか「これが出来るようになりたいんです」ってメールで書かれたり、初めに言われたりすると身構えます

 

   

ほとんど言っていることは同じでも「もう少しスリムになりたいので何かキッカケを作りたいんです」みたいな感じなら分かります

 

何でしょうね

 

前者は「私の要望に添う先生を探しています!」って感じです

 

何だかその人の期待に添わない先生だった時に否定されそうじゃないですか?

一撃で言った部分をピンポイントでやってくれないと「能力が無い」とか言われそうです

 

もちろん、一応その部分もご期待に添うように考えたメニューも作りますよ

 

でも、例えばそこを痩せることよりもっと姿勢が悪い事の方が気になる方だったとして「姿勢が良くなったら自然にその部分も痩せて来ると思いますよ」なんて言ったとしたら、その方は心の中で「姿勢なんてどうでもいいからそこだけを痩せに来たんだよ!」って思う方なんだと思います

 

相手に対しても自分に対しても結果だけを求めるのかもしれません

 

「合理主義!」と本人は思っているかも しれませんが、少なくとも私から見たらそこを痩せる事より姿勢を治す方が合理的だと思っているのに、その意見は聞かない方なのです

そこはそこで、諦めます

お金はその方が出すので、それ以上の意見をする事はありませんが、そこで念押しされたりしたら、私の意見を求めている訳では無いと判断して、個人に対するこちらの意見は控えます

 

そんな方は大抵一度きりしか来ません

 

「自分の言う事を聞けない先生なんて自分には合わない」と去っていくのかもしれません

 

点々と自分の言う事を聞いてくれそうな先生を探して、教室を探し続けるのかもしれません

 

もちろん、優しくてそんな方に合わせてくれる先生もいるかもしれませんが、その先生はその方の意見を聞き姿勢を無視して痩せる方に傾いた指導をしたのなら、その方の身体の事を本当に大切に思ってくれる先生ではなく、その方がお客さんとして自分に付いてくれれば良いと思っているだけの先生だという事なのです

 

それが本当に「優しい」と言えるのか?私には分かりません

 

なので、目先の結果を求める人には、目先の利益だけを求める人が合っていて、そういう人達は固まるし、そういう人達が得をしそうで結果的には損をしていると私は思うのです

 

先程言った優しい先生の教室はお客様に寄ってやる事や言う事が変わるので、芯の無いつまらない先生と感じる方も出てくるし、結果的に強いお客様に引っ張られたレッスンをしてしまうかもしれないです

 

まっ、うちの教室にそういう方がお客様として付かない理由は、そこにあったんだなあ〜なんて苦手な人を思いながら考えてみました

 

私はそっとお客様を選んでいるのもしれません