時期によって態度が変わったり、人によって態度が変わる人っている
そんな人は、考え方の構造が違う
人によって態度が変わる人は、誰かにあった時、その人を値踏みする
今現在この人にどの位の価値があるかを判断してからお付き合いする
その価値は株価みたいに乱高下する時もあるし、ずーっと低いままの事もある
自分と比べて高い人は価値があるから大切にしないといけないし、低い人は価値がないから大切にしなくてもいい相手となる
乱高下すれば、その地位は一気に変動するから、態度が変わるのは当然となる
そういう人達は必ず相手の価値があるかないかというフィルターを通さないと人と接する事が出来ない為、初めての人には様子見
値踏みが終了するまでは、情報収集に余念がない
べったりくっついて値踏みする人もいるし、周りから情報を集めてくる人もいる
そして、値踏みが終わったらその人に対する態度をどうするべきかのレベルが確定する
だから、値踏み期にべったりくっついて来たのにちょっと経ったらそっけなかったり、突然お世辞を言って仲良しをアピールしたり、突然イライラをぶつけて来たりする
毎度周りの様子を見ながら、目の前の人の価値を見て、レベルを確定してから動く
もちろん仕事だって、相手のレベルによって気合の入れ方は変わる
完璧にこなす事もあれば、全くやらない時もある
それは、相手による
そんな人、信用出来る?
私は、全く信用出来ないです
ロボットが信用出来るのは、誰にでも態度を変えず、着々と均一の製品を作るからです
その日によって出来不出来が違うロボットにお金を出す人はいません
そんなロボットには価値がないです
感情が安定しない人は、それだけで付き合うのは面倒です
機械でいえば一定の商品が製造出来ない機械
なおかつ、相手によって態度が変わる人は、得意先のレベルによって出来不出来が変わる機械
得意先が有名になったら、同じ金額を出しても出来のいい商品を作ってくれる
得意先が倒産しそうになったら、不良品の多い商品が出来上がる
そんな会社に、いくら自分の所は高評価だと分かっても誰も仕事を頼むことはありません
その雰囲気をその人がどこで感じるかだと思うんです
値踏みが始まる前に気がつく人もいるし、ガッツリ値踏みされて態度がコロコロと変わるのを見て気がつく人もいます
もしかしたら、価値が高いと見込まれて表向きいつでも大切にされてしまえば、気が付かない人もいるかもしれません
周りはその値踏みする人の事も注意深く見ていますが、その値踏みされている人の事も見ています
大切にされている事をいい事にその人とずっと一緒にいれば、人を見る目がないとどちらも信用が落ちるのです
そんな上司や先生は沢山いるはずです
結局、そういう人の前では、誰もが嘘でも何でも良い子を演じてにこにこしていればいいと思うので、正確な情報など集まっては来ません
値踏みをして得しそうな相手にだけいい顔をしていると結局最後には信用を失って、周りには近くにいると得しそうだと思っている人しか集まって来なくなります
いつかその人の価値が落ちたら、皆が去ってしまうと思います
本人もその事は分かっているでしょうから、ずっとお金持ちのフリをしたり、ずっと出来る人間だと嘘をついたりしながら、自分の価値を落とさないように見栄を張り続けないといけなくなるんです
結局、上も下も他人は全てバカにしているから、薄っぺらな人だと思われてしまうのです
人の価値なんて、見た目や少しの情報では判断出来ないと思うんです
一生付き合ったって、そんなの分からないと思うんです
それを瞬時に判断出来る自分が素晴らしいと思っている自己愛性人格障害者達の勘違いを毎日観察しながら、なんとなく距離をとって生活しています
コロコロと態度がかわるそんな思考の持ち主は突然攻撃的になったりするので、薄っぺらいけど、怖いんです…
近づかないにこしたことはありませんが、難しいなら、せめて心の距離を取り、いいところだけを見て過ごさないとと思っています