自己愛性人格障害者は初めて会った人や何も知らない人に対して物凄く優しい
そんなに優しく細かいところまで気を使ってくれる人はいないんじゃないかと思うほど世話を焼く
でも、それは本当に初めだけ
自分にとってどんな風に使える人かを見定めた後はその扱いを一転する
そして、情報コントロールを始めるのだ
情報のコントロールというと、嘘をついたり変な噂を広めたりする想像は出来るが、そんな自分に否があることがすぐに分かるような事はだいぶ先だ
「周りの人はあまりあなたの事をよく思っていないみたいだから教えてくれないけれど、私はそんなことないから何でも聞いて!」と、周りの人との距離をとるように勧め、自分との距離を縮める
じゃあ、別の仲の良い人にと思い相談するのを見るとつかさず「あの人裏であなたの事を面倒だって言ってたわ」と言う
周りから孤立したところで、何も知らない新入りに何も情報を与えないのだ
すると、孤立して何も分からないその人は途方にくれる
知らないで、皆と同じ行動が取れない事も出てくる
他の人には、その情報をきちんと与えるのだ
他の人には「今いない人には私から伝えとくわ」と自己愛性人格障害者は言う
でも、伝えない
するとそこで「聞いてなかったの?皆教えてくれないなんて意地悪ね」と言う
そんなことが何度かあると、情報が伝わらないその人には周囲が結託していじめているように見える
周囲にはその人が距離を置く意味も分からないのに、疑心暗鬼で益々孤立して、益々自己愛性人格障害者に頼ることになる
情報を伝えないといういじめは、なかなか分かりにくい
故意で伝えなかったとしても「あれ?言ったつもりだったのに!」と言われてしまえば、故意で伝えなかった証明はしにくい
何も言わないなら、言葉としていじめた事実も無い
録音すれば明らかな罵倒等と違って、とにかく証明することが難しい
絶対に意地悪だと分かっても、周囲からは「気のせいじゃない?」と言われかねない
その言葉に被害者はどんなに傷つくか…
周りからしたら色々なことを教えてくれる世話焼きな人が、いじめの首謀者だということすら分からない
いじめ被害者は自己愛性人格障害者であるいじめ加害者を信じて頼って、周囲の人を全て敵に回してしまうのだ
何も言わないいじめは本当に陰湿だ
近くにいると、嫌がらせの酷さに自分の目を疑いたくなる
誰の評価を受けても今の自分でいいんだ!と思える力を試されているんだと思う
難しいな