心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

ファンから敵対心へと変わる心理

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悪口や文句や誹謗中傷を直接言うのも間接的に誰かに言うのもSNSとかに書くのも、その人に対して物凄い興味があることが大前提

 

そういう人は悪口や文句をいう人の生活やブログを事細かにチェックしている

 

なんの根拠もない悪口なんて誰も聞いてくれないから、情報収集に余念がない

 

その時点では、熱烈なファン

 

ファンがどこで敵対心に変わってしまうのか??凄い不思議

 

強烈なファンは、物凄くその人が好きということ

 

本当は独り占めしたい

なんならその人になりたい

 

その人を自分の物にしたい

 

自分だけを頼ってくれればいいと思う

自分だけに特別扱いをしてほしい

 

悪い噂を立てて自分は味方だと近づいて頼ってもらうっていうのが1つの方法

 

アプローチして無理だった場合や、その人が皆を平等に扱った場合は、これが一転「裏切った」となる

 

プレゼントを渡しても自分を特別扱いしてくれない場合は特別扱いしてくれない事を裏切りだと思う

 

思い込みにより自分と付き合っているはずだとか親友だとか思っていると、自分が恋人や親友の扱いをされないことに対して、裏切りだと思う

 

自分の思い描いていた人物像ではない事を裏切りだと思う

 

自分の中の想像と現実のその人との境界線が分からなくなった事で、相手に自分の理想を押し付け過度な期待をしてしまう

 

その期待値まで達しない相手を「裏切った」と責めたてる

 

特別扱いをしてもらえなかった裏切りを屈辱だといい、突然敵対心に変えて、攻撃へと転じる

 

大好きが、いきなり悪口を言ったり、意地悪をしたり嫌がらせをするようになると、びっくりするけど、こういう事をする人達の頭の中では日常的に当然の思考で、道理の通った事なのだ

 

これが典型的な自己愛性人格障害者の考え方

 

自己愛性人格障害者はこの原理に基づいて、その何もしてない人を社会に放っておくと皆に自分のような嫌な思いをさせる迷惑な人だと思い「抹殺しなきゃいけない」とか考えてしまう

 

独り占めしたいと思って危害を加える人もいれば、独自の正義を振りかざして危害を加える人もいる

 

自己愛性人格障害者の考え方は、全て同じ原理なのに人によって出し方が違う

 

そして、その行動がとにかく理解しづらい

 

ファンだったのに何で??とか、昨日まで味方だったのにいきなり敵??なんて事は良くある

 

なんだか変だぞ!って思う違和感を大切にして、距離を置かないと危険かもしれない