心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

先生を敵にはしたくないけど味方につけるのも面倒

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子供がいじめにあったとき、親としてどう動くか迷う

 

先生に解決してもらおうとするのだが、先生になる人にいじめの構造やいじめられた被害者の気持ちを分かってもらうことは大抵は難しい

 

なぜなら、先生という職業を選べる人はいじめなんかにあって学校に居場所が無くなるような経験をした人は少ないだろうから

 

でも、やっぱり先生しかいないのだ

 

なんとか先生に分かってもらって解決の糸口を見つけたいと親は思うだろう

 

そのために、先生と対立関係になってしまうことは避けたい

 

先生を敵に回してしまうと、被害者vs加害者の構造の加害者側に先生がついてしまうことになる

 

加害者には自己愛性人格障害者が多いのだから、周りを取り繕ったり良い子を装うのはお手のもの

 

先生だって、操作されてしまう場合も多い

 

上手く先生を味方につけるには、被害者が面倒臭い親子になってしまわない様に、先生の力量を確かめながらの対応する事を親はせまられる

 

これは、本当にしんどい

 

子供のプライドや心や命を守りながら、先生のプライドと力量を守ってあげないといけない感じになる場合もある

 

はっきり言って苦痛だ

 

先生の力量が無さそうなら、無駄な努力はせず、さっさとその学年を諦めた方が良いのかなと私は思う

 

どんなに話をしてもちんぷんかんぷんな先生はいる

 

そこで名前を出したらもっと状況は酷くなりそうと思うようなときに気がつかずに名前を出して注意をしてしまう先生はいる

 

結果、いじめの加害者に情報提供をして、材料を垂れ流ししているような教師が、被害者を心配して家庭訪問しているなんて事は良くある

 

そうなったら確実に先生は加害者側だ

 

しかも、自分が加害者だなんて気がつかない鈍感さ

 

被害者が学校に行けないなんてシャクだけど、その先生に解決は出来ない

 

その学年を諦めて、クラス替えを待つ位しか解決の糸口は見られない

 

それでも、現実は学校を諦めることさえ簡単には許されない

 

先生達のプライドが学校を諦めた子供達の行き場を狭める

 

フリースクールは認めない

フリースクールへの交通費は通学定期として認めない

フリースクールの出席は出席扱いにはしない

前例の無いものは認めない

 

そう、学校以外の所に学校と同様の価値を持たせるなんて認めない

 

国からフリースクールを認める方向でお願いしますと言われる中でも「前例の無いものは認めない」なんて普通にある

 

地方では先生や学校がまだまだ偉い

 

ショッピングモールに平日の昼間にいる子供の数が1学期が終わりに近づくにつれて日に日に増えていく現状が、学校を諦めた親子が沢山いることを物語っているのかも

 

先生を味方につけるなんて難しい

分かってもらいたいかもしれないけれど、分かってもらうのは相当難しい

分かってもらっても解決はそれより遥かに難しい

 

認められてなくても特殊でも、解決出来なくても、子供がちゃんと育てば、先生なんて味方につけなくても良いのかも

 

逆に先生に分かってもらえたなら、それは幸せだ

 

そんな先生にはなかなか巡り会えない

 

素敵な先生に出会えた事に感謝して、少しずつ前に進めばいいのかもしれない