学生のころ器械体操をしていた
失敗して平均台から落っこちたりすることが良くある
跳馬も、ちょっぴりバランスを崩すと変な風に落ちる
すると、あっという間に足が上がらなくなる
人間、怪我をしたりぶつけたりすると、同じ場面で足がすくむ
「また失敗するかもしれない」そんな思いで頭が限界をかなり手前に作ってしまう
その壁を作った状態から這い上がるのは大変だ
そのあっという間にそびえ立った限界という壁を乗り越えるのは自分の気持ちのみ
多分誰にも助けることが出来ない自分の中の限界
また補助してもらうところからやり直しだったりするのだが、基本的には出来るところまで戻って、一歩ずつ前に進んでいく
気持ちが強ければ早く乗り越えられたり、楽しかったら忘れて乗り越えられたりもするのだが、経験を積んでいけば、壁事態も低くなるし、乗り越えることも楽になる
そんな経験って大切なんじゃないかと思う
そういう壁がある運動ばかりでは無いし、その頻度もやっているものによってまちまちだけど、自分の心と向き合う時間が生きていく上で生かされるのかななんて思う
器械体操は、そんな壁を乗り越える事の連続なスポーツ
きっと、スケートボードとかスキーやスノーボードやスケートなんかもそれっぽい
あの壁を日々感じて練習する事が面白いと思える人なんて、ちょっぴり変わっているのかも
それでもやりたくなるくらいそのスポーツを魅力的だと思えるなんて、狂ってるかも!
それにしても、スポーツ界には自己愛性人格障害者が多いから、やっぱり負けたくないって気持ちだけでその壁を乗り越えている人達がいるんだろうな
同じ壁を乗り越えるのも、自分と向き合うか他人と比べるかで、その未来は随分と変わりそうだな