心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

「やれば出来る」のスイッチが入った瞬間

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先日、とうとう「やれば出来るスイッチ」を押すことが出来た

 

歩く事もままならない位運動が出来ない子が、小学校6年間で受けた屈辱は計り知れない

 

全てを諦め、頑張る事の意味もわからず、自分の現状から目を背け続けて来た

 

周りからバカにされても仕方がなかった

 

嫌な気持ちも感じないようにしてきた

   

自分の意見を言うなんて、そんな資格は無いのだと思っていた

 

出会った時は、そんな子だった

 

このまま行くとニートだったかも

 

このまま行くと精神的に病んでいたに違いない

 

厳しい状況だった

 

諦めていた自分を「出来る」と信じる事なんて、そうそう出来ない

 

そんな事を言われても、そんな事をいう人も信じられない

 

「頑張れ!」なんて言われても、自分は頑張っているのに出来ないのだと思っていた

 

でも、実際は頑張ってもいなかった

 

前に一歩も踏み出せない

 

出来る事も出来ると信じれず、出来ないと思って進んでいない自分がいると知った

 

頑張っていると思っていたけど、頑張っていない自分がいると知った

 

前に進んでいると思っていたけど、向いている方向さえ違っていたと知った

 

それを知ることで、一歩進むってこういう事かもしれない!!って感じれた

 

頑張るってこんなことなんだって感じれた

 

出来る自分を想像出来た

 

歩く事もままならい子に「まだまだこれから何でも出来るようになるよ!」といい続けて来た

 

「頑張ればリレーの選手位なれる」って言ってきた

 

この大人「何言ってるんだか?」って思っていたはすだ

 

でも、先日のその子は違った

 

「頑張ればリレーの選手になれるよ」の言葉に笑顔だった

 

まだまだだけど、かなり遠いけど、そんな自分も想像してもいいかもしれないとほんの少し思えたはず

 

自分も周りも信じてちょっと前に進んでみたいと思ったはず

 

これが「やれば出来るスイッチ」

 

錆び付いたスイッチを動かすのに約1年ちょっとかかった

 

でも、動いたら早い

 

ゴールデンエイジラスト

 

ここから、あの子は走り出すのかもしれない

 

「やれば出来るスイッチ」を押す事は、なかなか難しい

 

錆び付いていても動くと信じていれば必ず動くのかもしれない

 

親のサポートがあったから、人との出会いがあったから、きっとあの子のスイッチが動いたのかもしれない

 

親御さんの見守る笑顔が姿が素敵だった

 

あの日、皆で動かしたあの子の「やれば出来るスイッチ」がなんだか随分大きく見えた

 

あの子はいつか、誰かの「やれば出来るスイッチ」を押すかもしれない

 

そんな日が来るといいな

 

めざせNO.1親子運動プログラム

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