仲良しをアピールする自己愛性人格障害者
自己愛性人格障害者に友達は少ない
そもそも、人間関係に並列が存在しない自己愛性人格障害者にとって、友達という並列の関係を築くことは難しい
自分を基本として、上か下か?得か損か?なんて考えてばかりの人と仲良くしたいと思う人はなかなか出てこない
だから、自己愛性人格障害者の初めのどこまでも世話焼きの優しさアピールの時期は仲良くしていても、中身が分かると周りはそっと距離を置く
でも、自己愛性人格障害者はそんな変化に気がつかない
自己愛性人格障害者は、人気者を夢見ている
それは、人から慕われる人ではなく、アイドルのようなカリスマのイメージ
彼らは、誰もが近づけば嬉しくて涙が出るような、そんな自分の将来を夢見ている
そして、それは誰かによって作られると思っている
そう、自分が努力して作るものではないと思っているのだ
だから、コツコツと仲良しの友達を作ってもあまり意味がない
そう思っているにも関わらず、仲良しの友達のいる人がとにかく羨ましい
そして、自分もそんな仲良しの友達を作りたいと思っている
ここにも物凄い矛盾を抱えて生きている
だから、人と話をするときはとにかく2人きりで距離を詰めて、大きな声で仲良しをアピールする
どこかに出掛けた事も、トイレに一緒に行った事さえ、他人に知ってもらいたいしアピールしたい
誰かと一緒にいるアピール、自分が友達が多いアピール、生活が充実しているアピール、セレブアピール、毎日が楽しさで溢れているようなアピール…
だから、インスタは自己愛性人格障害者にとっては最高のツール
嘘でも瞬間でも、そう見えれば構わない
仲良しなんてアピールする必要はない
そこに違和感を感じる事が、自己愛性人格障害者を知る第一歩かもしれない