心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

2週間で人間の気持ちは元に戻るらしい

ガツンとした衝撃が走るような出来事って生きている上で必ずある

大切な人が亡くなったり余命宣告されたりする事もそうかもしれない

もうこれ以上の悲しみは無い位の出来事が起こったとき、人間の思考はストップする

判断を冷静に下すことが出来なくなるので、判断能力がびっくりするほど落ちる

こんなにも涙が出るのか?と思うほど涙を流す時もある

でも、その衝撃から2週間ほどで半分以上の人は元の判断能力の80%以上に回復するそうだ

まあ、日によって浮き沈みはあるものだから、ほぼ全快だろう

そして、2週間で戻らなかった人のうちの半数以上が精神的に病むらしい

そう、2週間で回復するか鬱になるかの選択

かなり究極かも!!

だから、物凄いショックで身動きが取れなくなったときは、2週間をそのストップした状態で諦めながら過ごすという事が大切なのかもしれない

そこで気丈に振る舞って頑張りすぎてしまうと、心が耐えられなくなってパンクする

受け入れられない現実を無理して受け入れようとしなくても、やがて心が一つ一つを片付けていってくれるときもあるかもしれない

今すぐに全てをクリアにする事が出来ないのなら、問題を山積みにしたまま放置してみてもいいのかもしれない

判断能力が落ちている頭に、判断を下さなければいけない問題を突きつけたところでうまく行くわけがない

全てを2週間放置したまま最低限の動きだけに留めておけば、2週間後にはまた判断を下せるようになるのだ

人間の忘れる機能は本当に良くできている

忘れる事が出来ないと、悲しみは永遠に続いてしまうのかもしれない

前を向いて歩くために、少しずつ記憶を思い出に変えて生きていくのかも