心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

幼児教育で育つ自己愛性人格障害者

f:id:pilatesno-1:20210213215205j:plain自己愛性人格障害者が山ほど育つ幼児教育を知っています

 

もしかしたら使い方によっては、上手に素敵な子が育つのかもしれませんが、私には上手く使えませんでした

 

競争をうながしたり、小さい頃から何かが出来る事を目的とする幼児教育は、自己愛性人格障害者の様な結果ばかりを追い求める人の目に止まりやすいです

   

他の人より出来る事が幸せだと感じる自己愛性人格障害者は、競争社会を勝ち上がって行く事が幸せを掴む手段だと信じています

 

だから、多分そういう教育を求めてそういう人が集まってくるのだと思います

 

私も我が子の有り余る体力を幼稚園で使ってもらえないかとその幼稚園に入れたものの、3ヶ月も持たずに登園拒否になりました

 

今考えれば、我が子は3才にして物凄い自立していたのだと思います

 

「時間が決まっているのが嫌だ」と嫌な理由をはっきりと言いました

 

もっと、やりたい事をやりたかった我が子は、やりたい事を自分で選んで毎日楽しく遊べる素敵な幼稚園に転園しました

 

その幼稚園に通う子は皆とってもいい子で、親の言うことを物凄い良く聞きました

 

時間割も小学校の様に決まっていましたし、出来る事にこだわりがありました

 

その頃は自己愛性人格障害の存在すら知らず、その考え方の特徴もよく分からなかったので、違和感は多々あったもののそんなものかな〜なんて思っていました

 

今考えれば自己愛性人格障害者は親子共に多くて、その幼稚園卒園の子を今でもたまに見かけますが、あまりいい噂は聞きません

 

競争する事が悪い訳では無いと思うんです

 

でも、兄弟がいれば放っておいても競争します

 

わざわざ親や先生が子供達を比較して競争を促す必要なんて私は無いと思うんです

 

ある程度の年齢になれば、否が応でも周りとの比較をします

 

自分が自分でいいんだと思うための第一歩だと思うんです

 

だから、そこまでは放っておいてもいいかなって思います

 

自立心を育てる時期に詰め込むのは、本当に難しいと感じます

 

上の子達は保育園に通わせていたので、それまで園を選ぶという事をしてこなかった自分の浅はかな園選びに、我が子を付き合わせてしまった事をちょっぴり反省した出来事でした

 

早期の教育って物凄い難しいです

 

私もたまに小さい子の運動を頼まれる事がありますが、お母さんの熱意が強すぎで、子供の気持ちが全くついてきていない感じがある時もあります

 

なんなら「先生、我が子のやる気スイッチを押してください」的なそんな要望さえあります

 

そうでない場合は、既に親の心に乗っ取られている子供

 

まあ、相手も一度お会いすれば、求めている先生では無い事は気が付くとは思いますが、先が思いやられるなって思います

 

小さいお子様をお持ちの方やこれからお子様を育てる方が、こんなブログを読む事はなかなか無いと思いますが、そんな周りの方がいたら気をつけた方がいいと思います

 

これは幼稚園ですが、今は小学校も、習い事も、そんな感じの教育は多いなと感じます

 

もっと子供の自由な思考や決断を大切に育てないと、この国は変な方向に行ってしまいそうです