心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者は我が子を見ていない

自己愛性人格障害者は、大人数の子供達が集まる試合や練習になると、自分の子供の事は見ていません

 

自分の子には「ちゃんとやりなさい」と言うばかりで、常に他の子ばかりを見ています

 

普段は、我が子に甘くとても過保護なので、とても違和感があります

 

子供達を見ていても、他人の子供ばかりに目が行くので、一体誰の親なのか分からない位です

 

でも、これには理由があります

 

自分(自分の子供)が他の子や親に勝っているかどうかを常に比較をしなければいけません

 

比較できる情報が必要です

 

そのために、他人の親や子供の情報を集めなければなりません

 

親に意識が行けば、親達と喋って情報を手に入れますし、子供に意識が行けば1人ひとりの上達具合や進捗度、プレーの良し悪しや成績などを記録や記憶として残します

 

その情報が多ければ多いほど、自分が勝てた事が確実な物になるのです

 

ちょっぴり異常なその目配りの仕方や、他人の子の細かい所までのチェックの理由が分かる気がします

 

他人の子が今日何が出来たか?なんてほんと良く知っています

 

しかも、他人の子や親の細かい事をノートに書いていたりするんです

 

いつ練習してるか?勉強してるか?習い事は他にしてるか?学校はどこか?兄弟の学校はどこか?親の職業は何か?収入はどれくらいあるか?なんて事は1人ひとり当り前にチェックしています

 

ストーカーみたいです

 

そりゃー、我が子を見る暇なんてありません

 

自己愛性人格障害者の子供だって本当は他の子の様に自分の親に見てほしいんです

 

沢山褒めて親が喜んでくれる様に一生懸命頑張っているのに、なんだか寂しいのです

 

羨ましいな思いつつも、それが何なのか分らずに親が比べるターゲットにとにかく腹が立つのです

 

人と比べて出来たら褒める、出来たら受け入れる条件付きの子育てに物凄い圧力を感じながらも、それを受け入れて、親の見ている物を見て歩いていくその道が、自己愛性人格障害者の子供達の生きていく道なのです

 

他人ばかりを値踏みしている親は危険です

 

情報を沢山持っていそうで、見た目が得しそうな感じがしますが、その情報もキチンとしたものでは無く、近くにいると損をしてしまう可能性が高い恐ろしい怪物かもしれません