自己愛性人格障害者は、どんな幸せを夢見ているのでしょう?
皆と同じいい大学に進学していい会社に就職していい人と結婚して子供を産んで、家族を作り皆と同じ幸せを感じながら生きていきたい
そんな凄い平凡な幸せを夢見ています
自己愛性人格障害者を知っている人なら、そんな事本当に思っているのか?と思う程本人がやっている事とかけ離れた夢に見えるのです
平凡な平穏な日々が、本当に辛いと思う考え方を持ち、ブランド物や派手な服で身を包み、日々アドレナリンを出しながらピリピリと人に勝負を挑んで生きている
どう見ても、かけ離れている
自分の幸せの理想と、向かっている方向が違う事で、自分の中での落としどころも見つからず、いつまで経っても、どんなに努力をしようと理想の幸せには手が届かない
そんな、矛盾だらけの世界で藻掻いている姿が自己愛性人格障害者なんだ
リラックスという言葉とは程遠いのにリラックスを求め、愛とは程遠いのに本当の愛を求め、素敵とは程遠いのに素敵を求め、優しさとは程遠いのに優しさを求めて生きている
どんなに頑張っても、どんなに素敵でも、求めている物とは逆を行く彼らは、その求めている物に到達する事は無いのだ
そりゃー辛いよね
求めても手に入れられない原因は、完全に自分のせいなのだが、全てを他人のせいにする
かけ離れた所の間には沢山の人がいるので、周りを巻き込み動き回るし、かけ離れた幸せを手に入れている人が羨ましいし、その幸せは近くにあると信じている
遥か上にある幸せを目指している訳ではなく、遥か横にある幸せを夢見ているのかもしれない
近くて遠い幸せ
そんな幸せは目の前にあるけど、今のままでは手に入らない
幸せってそんなものなのかもしれない
今幸せを感じる事が出来る事が、最高の幸せなのかもしれない
目の前にある事を見て自分を見て、自分の歩いている道をきちんと評価してあげると、今の道は結構輝いているのかもしれない