心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自分を嫌いな人が人を愛せない訳

自分大好きな人っています

自分の自慢ばかりをする人は本当に自分大好きな人ではありません

自慢する物がなければ自分に価値が無いと思い何とかしなければと必死にもがく自分の事が大っきらいな人達です

では、自分を好きってどんな感じでしょうか?

一言で言えば「素直な人」です

飾らない笑顔や思っている事をそのまま言える人です

悪口では無く、自分の面白いと思った物を面白いって言える人です

では、なぜ自分を好きな人が素直なのかというと、「自分はそのままの自分で価値がある」と思っているからです

飾らなくても、よく見せなくても、今の自分の思いをそのまま言っても自分の存在を価値のあるものだと思えるからです

勉強が出来ない自分でも、アイドルのように可愛くなくても、自分のままでいいと自分自身が認めているのです

自分の思いを信じる事が出来るのです

周りがその子を嫌いだと言っても、自分がその子を好きなら好きという自分の判断に自信を持てるのです

皆が素敵と言っている物が素敵なのではなく、自分が素敵と思った物を好きだし素敵と言えるという事です

当然の事なんだけど、出来ない人は沢山居ます

自分を好きでいると言う事は、自分の思いを信じる事が出来るという事なのです

自分の事を嫌いだと、自分の好きに自信が持てません

自分がいいなと思っていなくても、かっこいいと周囲が言う人やいい会社で働いていている人や人から羨ましく思われる人を好きになった方が良いよね!となる

自分の好きか嫌いかには自信が持てず、他人の評価を信じる事になる

他人の評価を尊重する事は、自分の評価に自信が持てないという事と同じです

そのうち、自分の好きか嫌いかなんてどうでも良くなって、他人の評価にしか興味がなくなってしまいます

人の「イイね」で自分の評価が決まってしまうと思っている人はきっと自分の事は好きではありません

そういう人が何とかして自分の評価を上げたいと思うと「イイね」が欲しくてたまらないとなるのです

自分を認めてあげたり好きでいる事は、他人からの評価を受けなくても自分が好きな物を好きと言える事なのです

だから、自分が好きでは無い人は、自分の好きという言葉に自信が持てません

他人に「愛してる」と言ったとしても、その言葉を自分で信じる事は出来ません

そこでそう言った方が相手が喜ぶから言うのです

そこでそう言った方が相手の印象が良いから言うのです

そこでそう言った方が人間らしく見えるから言うのです

そこに自分の気持ちはありません

そういう人は別れる時の理由も、他の人の方がスペックが高くなって良くなったとか、周りの人の評価がイマイチだったとかそんな理由かもしれません

相手が「愛している」と言ってくれるから愛しているという気持ちが知りたくて付き合ったり「愛している」と言ってくれる人が他に居ないから別れなかったりするのです

結局「愛している」と他人に言われても、その言葉も信用出来ません

自分の事を好きでは無い人が自分の事を好きと言われてもその言葉を信用する事はありません

だってどこがいいのか分かりませんし、嫌なものを好きという人とは合いません

いくら好きと言われてもその言葉は心には届きません

そのうち、自分を「嫌い」と言って付き合ってくれる人との方が合うと思うかもしれません

暴力を奮ってくれる人は自分を嫌いな自分の思いと合うのかもしれません

自分を好きでいる事は本当に大切です

勉強が出来なくても、いい子ではなくても無条件で親に受け入れて貰えていると分れば、人は自分を好きでいられます

今の時代、自分の事が嫌いな人が多いという事は、子育てで条件付きの受け入れをして来た結果です

いい成績だと褒める、頑張っても悪い成績だと怒られる

他の子と比べて自分の子が出来たら笑顔出来なかったらイライラなんて事をしていると、親も子供も「愛している」の意味が分からない

自分を好きじゃないと、人も愛せなきゃ人からも愛されない

愛の意味も分からないのに愛を求めてさまよう自己愛性人格障害者になっちゃうかもしれません