自己愛性人格障害者は、その成り立ちの中で被害者であった時がある
それに同情する余地があるか?
と私が聞かれたら、答えはNOかもしれない
だって、その攻撃の仕方は卑劣で許せるような物では無いから
でも、自己愛性人格障害者は必ず被害者だった時を経て作られている
だから、DV等の被害があった時に、被害者を保護する事はもちろんだけれど、加害者を何とかしないといけないと思う
でも、実際作り上げられた自己愛性人格障害者を何とかする事ってできるのか?
あの卑劣で攻撃的な完成形を壊す事って出来るのだろうか?
自己愛性人格障害者として色々な加害者がひとまとめにされたとして、例えばそんな人達を集めて来たらどんなグループが出来上がるのか分からない
フィルターを治せるような仕組みも全く思い浮かばない
お互いお前とは違うと言うのだろうか? この施設は自分にはそぐわないと叫ぶのだろうか? 引きこもるのだろうか?
自己愛性人格障害者は自分が完璧で素晴らしい尊大な人であると信じている
そんな奴この世に居ないのに…
幻想を見て、幻想の中で生きている
そうせざる負えない過去があっても、現実に生きていく事が出来ない漫画みたいな中を漂っている人を、現実に戻してあげることなんて出来るのだろうか?
加害者である事に気が付く事は、そんな事なのかもしれない
もしそうであったら、加害者!!ってそんなに簡単に受け入れる事が出来ないとんでもない遠い物なのかもしれない
宇宙の彼方にある物を掴むような話なら、私だったら諦めるかも
被害者が加害者に対して変わってくれるかもと思う気持ちはよく分かる
でも、変わる事が簡単ではない事も現実として受け入れないとお互いに被害者の人生と加害者の人生しか生きてはいけないのかもしれない