心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

DVの厳罰化を進めても…

DVの厳罰化が進められている

 

でも、厳罰化をしたら止められる物ではない

 

そもそも、DVをする人は自己愛性人格障害者だ

 

暴力を振るったり暴言を吐くときは、もう冷静さに欠いている

 

しかも、その暴力や暴言を正当化する理由を持ってやっている

 

どんなにめちゃくちゃでも、その行為をしている時に理由を持ってやっている

 

殺してしまうような行為でも、相手を殺していい位の屈辱を自分が受けたから、相手が死んでしまう事はいたしかたないと思っている

 

殺人も正当化出来るフィルターを持っているのだ

 

だから、厳罰化してもその行為を手前で踏みとどまるような事はない

 

強いて言えば、被害者の感情をどうするか?という事に尽きると思う

 

被害者が理不尽な理由で暴力を受けた痛みを厳罰化したものだ

 

厳罰化はあくまで被害者のみを考えた場合

 

加害者も、それまでの人生で必ず被害者であった時期がある

しかも、その精神的な障害を治すのは困難だとしたら、いったいどうすればいいのだろう

 

長く刑務所に入れられても治ることはない

反省する事もない

 

精神的にケアを受けたとしても、治る確率は少ない

 

反省はしたという

 

言うのは簡単だ

しかも、全く反省出来ないのに本人が自分は反省したと信じてしまう障害なのだ

 

都合のいい記憶の上書きをもって、記憶や現実をも捻じ曲げる

 

それをしている意識もない

 

それをしないと生きてはいけないほど、心がキズついているのだ

 

だからって、暴力を振るっていい訳がない

 

だから、どうすればいいのか分からない

 

どんどんと増えているのに止められないこの自己愛性人格障害者という種類の人達を、何とか出来る方法なんて浮かばない

 

こんな種類の人達が増えていく社会構造を変えてほしい

 

この問題で、厳罰化が社会を良くする事はない