心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

子供や人への暴力は治らない

f:id:pilatesno-1:20210304232248j:plain 子供への暴力はどうして起こるのか?は前の記事で考えてみた

児童相談所でそういう子を保護する事は知っている

でも、それって一時的なもの

親は「これからは叩いたりせず育てます」と言うだろう

でも、子供を親から離したところで、これは親の問題

親が自立しなければ、親が当たる子供が必要なのだ

泣いて反省したと言って子供を返してもらえるように懇願するのは、子供に依存しているから

報道は、「虐待された子が可愛そうだ」「何とか保護できなかったのか?」そんな声ばかりだけど、実は保護しなきゃいけなかったのは親の方

親の保護をしなければ、親のフォローをしなければどうにもならない

軽い虐待であっても、虐待をするのは精神的な発育不全

比較的軽い人もいるだろうが、子供を保護しなければならないくらいなら、もう既に専門家の手を借りなければ、とてもとても普通に子供を育てる事なんて出来ない

なのに、時間が経てば何とかなると思っているから、児童相談所に子供だけを保護する

児童相談所ではなく、親子相談所じゃない限り問題は何も解決しないと私は思う

毎回思うが、自己愛性人格障害者を治す事は困難を極める

だからってそれを放置していれば、自己愛性人格障害者が増えている世の中で、虐待は増え続ける

子供の数が減れば児童虐待は減るだろう

その分がどこに行くかといえば、パワハラやDVやストーカーやいじめとなるだけ

結局、社会の価値観や仕組みに手を入れないと何にも変わらない

その前にもし児童虐待だけでも止めたいなら、親子相談所じゃないのか〜

「可愛そう」なのは、子供だけではない

親は自分の親から、その価値観を押し付けられて育った被害者なのだから

だからって、虐待する事を肯定しているわけではない

暴力はいけない

でも、そんな単純な事ではない

いじめも虐待も、どんなに止めても今のままでは増えていく

報道の「可愛そう、いたたまれない」なんて言葉には何もない

関われないのに正論だけでは意味が無い

なんて、親子の教室をやりながらよく考える

子育てをしている親を助けたい もっと子育ては楽しめる事を知って欲しい

我慢ばかりの子育てなんて悲し過ぎる