心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己肯定感を高めるって!

自己肯定感を高ければ、目の前の事実に向き合う事が出来る

 

もちろん万能な人はなかなか居ないので、見てみぬふりをしたい物もあるけれど、辛い事も悲しい事も何となく俯瞰で見れる

 

自己肯定感とは「出来る今の自分も出来ない今の自分も素敵!」って思える事だと私は思う

 

出来る自分は素敵に決まっているけれど、出来ない自分が素敵と思える事なんてなかなか無い

 

でも、自己肯定感の高い人は、出来ない自分も素敵と思っているのだ

 

日本は自己肯定感が低い人が多いので、「出来ない自分が素敵と思っている人」いる事を想像できない人は多いかもしれない

 

でも、例えば羽生結弦選手なんかは「出来ないものが見つかるとワクワクする」と言う

 

あれは別に強がりとかカッコつけでは無く、困難に楽しく向き合っているのだ

 

同じ物を見ても自己肯定感が高ければ幸せを感じ、逆に低ければ辛い

 

見ているものは同じなのに、片や不幸のどん底で片や幸せの絶頂かもしれない

 

出来れば自己肯定感は高い方がいい

 

そもそも、自己肯定感は人間が産まれてきたときは100%だと私は思う

 

「私なんて産まれてくる価値が無い」なんて思っている赤ちゃんはいないからだ

 

では、なぜ自己肯定感が成長に連れて削がれるかというと、パワハラや虐待、DVやいじめなど、自己肯定感の低い人達が自分の劣等感を払拭するために行う行為による

 

うちは虐待なんてしてないし、逆に過保護な位手を掛けて子育てをしているのに自己肯定感が低いなんておかしいなと思っている人は多いかもしれない

 

もしかしたら自己肯定感が低い事に気が付かない人も沢山いる

 

なぜなら、パワハラや虐待には物凄い落とし穴がある

 

まさかと思う人もいるかもしれないが「過保護」は立派な虐待だ

 

甲斐甲斐しく子育てをしている様に見えるが、自分の劣等感や価値観を子供に押し付け、子供を道具にして自立を阻止する立派な虐待なのだ

 

日本は、少子化で子供の数より大人の数が圧倒的に多い

 

失敗しそうな事は予め周りが止めてくれるため、失敗は許されない

 

親の良いと言ったレールに乗るだけで、自分の意思を尊重してくれる様な教育は、家庭でも学校でも成されない

 

誰も子供の自我を認めていないのに精神的な虐待だと気が付かない

 

そりゃー、自己肯定感はあっという間に目減りします

 

失敗したり出来なかったら、成功する方法を考えるっていう思考で動いていないから、失敗するのが怖くて動けない

 

自己肯定感が低いから失敗したら立ち直れない

 

結局、安全策ばかりでチャレンジもしない

 

危険だったらべったり付いてる親が止める

 

怪我した痛みも分からず、成功する達成感もなく、無難に生きた事を評価する中で溢れるほどある自己肯定感があっという間に減っていく

 

子供の自己肯定感を上げることも大切だけど、子供を育てる大人の自己肯定感を上げないと、子育てなんて言ってる場合じゃない

 

自己肯定感が低い人達が沢山いる事が、昔は起きなかったいざこざで社会がギクシャクする事に繋がっている

 

一部の自己肯定感の高い人も、圧倒的多数の自己肯定感が低い人達にその肯定感を削がれる

 

家庭の中の虐待やDVが、外に向いていじめや炎上となる

 

一度削がれた自己肯定感を上げるのは大変だ

 

しかも、それが親子関係が原因ならば、親子関係の改善が必ず必要だ

 

子供だけ自己肯定感を上げようとしても、全く効果が無い

 

時間がかかるはずなのに、今はすぐに効果を求める

 

そんな人に、幸せなんて絶対につかめない

 

自分で幸せを掴みたいならまずは自己肯定感を高めないといけないね