両親が末っ子だったからだろうか?
我が家のお姉ちゃんは私しかいなかった
小さい時から、何でも私が決めて、何でも責任を取らされた
子供として実家にいた頃は本当にしんどかった
両親は親では無かったから、甘えることも頼ることも出来なかった
でも、だからこそ今は頼れる父や母のような人があちこちに居る
泣き言も言える
失敗しても受け止めてくれると信じられる人も沢山いる
子供にとって両親は、信頼関係を構築するための練習台のような物だ
出来ればうちみたいに放置じゃなくてちゃんと信頼関係を構築して欲しい
でも、実際はどうだろう?
子供がやると危ないから、やってあげる
どこかに行くのにいつまでも付いていく
お母さんの言うことを信じてれば大丈夫
なんて、全然子供の事を信頼していない
親が「私の事を信頼して付いてきなさい」が信頼関係の構築では無い
親が「あなたの力を信じているから、自分の力でやってみなさい」が信頼関係の構築だ
それは、小さいからといって信頼関係が構築出来ない訳ではない
4才だろうが、1才だろうが、その子の今出来る力を信じて、その子に任せる事が信頼関係だと思う
怪我したって元気ならいい
迷惑掛けたら親が謝ればいい
「中学生になったから一人でやらせてみよう」ではなく、できる事は全部やらせて、出来たら褒めればいい
その代わり、失敗した時も責任は自分にある
失敗の原因を一緒に探って次につなげればいい
そうやって、自分の力を知って動いて行くことが、自立だと思う
我が家は皆かなり自立が早い
だから、言うことだけは一人前
ずっと反抗期みたいだ
まだまだ出来ない事も多いけど、私から見ればちょうどいい
今は大人になっても自立出来ない人ばかりだから、なかなか苦労するのかもしれないけれど、自立はしっかりして欲しい
子供との信頼関係をしっかり構築していますか?
自立は突然するではありません
いつまでも所有物では困ります
自分で考えられるカッコいい大人に育ててあげて下さい!