最近は、小さいときからアスリートを育てる親たちが増えている
TVでも取り上げられる事も多く、親子ともに憧れるかもしれない
そんなジュニアアスリートでも、そうでない子でももっと外で遊んで欲しいと思う
習い事などが多く子供が子供達たけで公園で遊ぶことが少なくなってきた
特に気になるのが高学年から中学生にかけて
もちろん小学生やそれよりも小さい子の動かなさも気になるが、習い事や部活動と忙しくなる時期をしっかり外で遊ぶ子はいるのだろうか?
自由に体を動かす事は、プロのアスリートにとってはとても重要
その基礎となる体を作るのは、小さい頃だというのは誰もが分かる
しなやかにパランスのとれた筋力と柔軟性が不可欠だし、どこかの筋肉や柔軟性が欠けてしまうと、そこに負担がかかってケガへと繋がる
しなやかな体は大きな力を生み出すし、俊敏な動きを作り出す
その体は特定のトレーニングではなく実は遊びの中から作られる
鬼ごっこや隠れんぼ、鉄棒やうんてい木登りなどを楽しくやって、自分の体をコントロール出来る筋肉と柔軟性をつける事こそが、中学生位までは本当に必要で、筋トレなどは後で構わない
教室をやっていても、子供達より50歳を過ぎた大人たちの方が動きがしなやかだ
それは、何十年も前の子供の頃に培った体の動き
体はちゃんと動くのだ
もちろん年齢がいけば筋力は衰えているのだが、実は筋肉は90歳を越えてもつく
ただ、このガチガチな体をもった子供達が大人になってしまうことが不安だ
ジュニアアスリート達の体がその競技の動きにしか対応出来てないことも、全く伸びしろを感じない
体を思い通りに動かすコントロール技術は、子供の頃に爆発的に発達する
そして、その時期は中学生位までしか無いのだ
大人になっても発達するけれど、子供の頃に発達する進度とは明らかに異なる
だからこそ、子供の頃に沢山遊んでコントロール出来る体を作って欲しい
体をコントロールする事は、頭をコントロールすることにも繋がる
心と体の成長に不可欠な体を動かす遊びを、しなくてもいい時期なんてないと思っている
もっと、大人も子供もアスリートを目指す子もしっかり遊んで、体を鍛えて貰いたいと思う
それは決して遠回りではなく、案外近道かもしれない
親子運動プログラム「めざせNO.1」
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