心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

嘘をつく子とつかない子

子供が嘘をつくのは、どういう時か?
怒られる時だ


些細なことでも怒る親に育てられれば、些細なことでも嘘をつく

逆に、親が細かい事は怒らなければあんまり嘘をつかないでいい

コップのジュースをこぼした時に、人のせいにする子がいる
多分、そういうことで怒られているんだろうなと思う

忙しい時にジュースをこぼされたら親は頭にくる
でも、こぼした事ではなく、食事中に立ち歩いた事やよそ見をしていたことをこぼす前に叱るべきかもしれない

こぼされて怒鳴るのは、片付ける手間が増えて頭にきたからで、かなり大人の事情だ
しかも、怒鳴っていてこぼさない方法を教えるわけでもない

そう思ったら、散らかしたりこぼしたりした時に、ひと呼吸置くことが出来るようになるかもしれない

怒鳴らず、子供と一緒に片付けようかってなれば、子供もなんとなく申し訳なさそうに片付けを手伝う

嘘をつくと辻褄が合わなくなるので、また嘘をつく
小さな嘘が最終的には自分の首を締めていく

しかも、嘘をつくと自分と嘘をついた自分が段々とかけ離れていく
嘘ではない自分を受け入れることが出来なくなると、結局は自己評価が低くなる

嘘をつかない子は親がそのままでいいよと言ってくれていると思うし、逆に嘘をつく子は親が理想の子供になってくれとその子の事を見ていないのかもしれない

そう考えると、嘘を付かないといけない人は気の毒だなと思う

見栄を張りたい時もある、頑張るために張る見栄はいい時もあると思う
でも、もし頑張れないと思った時に見栄を張らない自分でもいいと思えないなら、誰のためについている見栄や嘘なのか見つめないといけないのかもしれない