心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者から我が子を守るには

日本人で自己評価の高い人なんてそんなにいないし、特に女の子は皆同じでいたい動物だから、飛び抜ける事もあまりない

自分の子が自己愛性人格障害者のターゲットになることはあるかもしれない
その結果、子供のいじめや不登校などで奮闘する親はかなり多いのかもしれない
もちろん、加害者がいるなら加害者が悪いに決まってるのだが、加害者がいなくなったらなんとかなるのかと言えばそうではない

心は敏感になったら力を発揮してますます敏感になる
一度いじめにあうと、イジメられてない子の心とは違う
色々な事が怖くなるし、人の動向にも敏感になる
人の心が手に取るように分かるようになってしまう子もいるし、オーラが見えてしまうような子もいる

そうなった時に、それを見ないようにするのはもう無理だ
見ないようにするのではなく、見ても処理を出来るようにするしか無いと私は思っている

私自身、他人の細かい所に目が行く
なんだか分からない行動は気になるしなぜその行動に行き着くのか分からないと不安の原因になる
いい事悪い事という判断ではなく、分かること分からないことという判断をする
だから、私の場合はなぜそこでその行動に行き着くのかをひたすら調べる

イジメが原因で外に出られなくなった時に、何で外に出られないのか?学校でイジメがあったなら、加害者がいなくなればなんとかなるのか?
それとも、学校自体が無理なのか?
先生が駄目なのか?
先生が駄目ならなんで先生が駄目なのか?

とにかく細かく原因を探る
ちゃんと分かれば駄目なところ以外は出来るはずだ
全部駄目なんてありえない
全部駄目なら、全部駄目になってしまったイジメとは別の理由があると考える

殺人を犯した人がいる時、その理由がこんな思考で殺人を犯したと何とかなく分かれば、その人に対する不安は消える
それがめちゃくちゃな理由でも、私の中で腑に落ちればいい

自分の中で、一つ一つを処理していく

苦手な人も、何で苦手なのか?何が気になるのか?何でこの言葉なのか?とにかく自分の中に落とし込んでいくのだ

見えてしまうことをただの不安で終わらさず、見えてしまうことを全て処理して分かるところまで落とし込むと、不安はかなり減る

私の場合はこうして敏感になってしまった自分をコントロールしている
皆が出来るわけではないからこの方法が正しいかどうかなんて分からない
でも、自分の方法を見つけていくことが立ち上がるには絶対に必要じゃないかと思う

最終的に自分の特技だから活かさないとプラスにはならないし、自己評価は上がらない
だから、もしやるとすれば子供が自分で特技としてプラスにしやきゃいけない

では、親は子供に何が出来るのか?
もしかしたら、子供の特技を見つけるお手伝い位しか出来ないかもしれない

それよりは、自分の特技を見つけて自分の自己評価を上げて親が生き生きしてた方が、子供が頑張る力になるのかもしれない

子供が不安な時、子供は親にしか当たれない
当たる親が不安だと、親に当たるのは躊躇する
甘えるのを我慢するのだ
だから、当たられても馬鹿と言われても自分は馬鹿じゃないし有能だ!と言える親でないといけない
子供はどんな親でも親が大好きだし、いい親だと思っている

だから、子育てが出来る親ではなくて、一人で社会に立てる親でいるのが重要だし、それが親が出来る事なんじゃないのかなと思う

結局、子供は親に似る
子供がどんな子かで親がどんな人か大体わかる
子供に変わってほしい時は、実は親が変わらなきゃいけない時なのかもしれない

だから子供を育てる事で人間が成長する

子供を産む人が減っていくのは、成長出来ない大人が増えていく事だから、世の中はどんどんと生きづらくなって行くのだろう
生きる力はますますいるのかもしれない