心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者から逃げるには

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自己愛性人格障害者から逃げるのは簡単な事ではありません

ターゲットになる人は良い人が多いと思います
良く言えば良い人で謙虚、悪く言えばあまり意見が言えず自己評価の低い人
自分の事より他人のことを優先してしまう人


でも、逃げるときはとことん自分本位にならなきゃいけません
人を裏切る悪い人になっても構わないと思わないといけません
そう思うために自己評価を上げないといけません

どんどんターゲットの自己評価を下げていく自己愛性人格障害者が常に監視している中、自己評価を上げていくことなんてなかなかできる事ではありません
ちょっとでも幸せそうにしているターゲットを見つければ攻撃を加える自己愛性人格障害者の目を掻い潜って、自分に自信をつけて幸せを見つけていく作業は困難を極めます

比較的早めに逃げられる人の中に、元々の自己評価が高く、自己愛性人格障害者がライバルとしてターゲットにした人がいます
そもそも、自己愛性人格障害者より人間的に出来ているし、他のコミュニティーでも上手にやっているので、ターゲットにしても周りの人間関係を切ることが出来ません
なので、そこから抜ける道を作ることが出来るのです

それ以外のガッツリターゲットになった人達は、一人になっても、全ての人に嫌われても、大切なものを奪われる覚悟で自分自身を守る事を最優先にして動かないと抜ける事ができません
なかなか厳しいです

外から見たら離れれば良いじゃんって思うのですが、ターゲット本人は性格を全て変えなくてはならないくらいの一大事なんです
今迄の優しい自分を全否定しないといけません

なので、逃げる事はそんなに簡単な事では無いのです
外に放り出されたら生きていけないと思っていますから、死ぬ気で逃げ出さないといけないのです

どんな人でも、ターゲットにはなり得ます

損得や勝負の価値観が無い人なんていませんから、あっという間にターゲットにも取り巻きにもなるんです

でも、逃げられる人とそうでない人がいます

逃げる事が出来ない事も、精神的に死ぬ事となんの代わりもないです

精神的に壊れてしまうなら、死ぬ気で逃げる事を勧めますが、勧めても判断を出来ない位の力しか無いなら、今ではないかもしれません

逃げても戻っていってしまう人も居るように、本人が変わらないと、自己愛性人格障害者に依存している事がターゲットにとっても楽なのです

その代わり本当に逃げ切って幸せを掴めれば、得るものは大きいと思います
助けてくれた人も自分の周りにいてくれる人も自己愛性人格障害者にも感謝できるかもしれません